ゆきちゃんの世界
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アトピ−相談

’99


これはメ−ルできた相談です。
一例として了解を得ていますので、のせてみます。

> 実は、甥っ子がアトピーです。
> 湿疹が頻繁に出るようなので、病院で血液検査をしてもらったところ、
> 卵・大豆・小麦がダメだということでした。


結局、栄養を吸収する、小腸の粘膜が、ただれているんですね。
卵・大豆・小麦にかぎったことじゃないと思います。
ですから、皮膚をつよくすることが、必要なんです。

消化器の表面は、発生学上皮膚と同様です。
そして、皮膚は肺系ですから、
アトピ−はステロイドなどの薬に頼ることなく、上手に完治させないと、
ヘソ尖痛、ぜん息、リュ−マチへと、肺系の疾患へと移行してゆく恐れもあり ます。

皮膚を強くするのには、
VEを多くふくんでいる玄米もいいと思われますよ。

ただし、★最低30回は噛むようにしてね。
小腸が傷ついている場合が多いので、
無農薬無化学肥料、除草剤なしのよいものを十分に噛んでいただくことでしょうね。

良い穀物はよい血をつくります。子供といっしょに数をかぞえながら、
楽しみながら、おかあさんも、ニコニコしてね・・・遊びですよ、
楽しみですよ、生き生きと生きるためにいただく食べ物ですから。

よく噛むと賢くて、タフなよい子に育つこと受け合いますよ。   
   (うちの子がそうですから・・・、足遅いけど、マラソンは強いですよ)
正食のおかずなどもできるだけ、たのしそうにね、工夫してみましょう・・・。


また、お野菜などもできるだけ無農薬のものにして、 
★必ず皮つきのままで、いただくことが、
皮 = 皮膚を強くしますよ。
冗談じゃないんですよ、これが・・・。

里芋だって、ゴマ油であげれば皮も食べれますよ。
捨てる皮は玉ねぎの皮だけ。

★また、ひじき、千切り大根などもカルシウム、ミネラルが多くていいですね。

卵・大豆・小麦がダメでしたら、牛乳とか、チ−ズ、ヨ−グルトもきっぱりやめて
おくほうがいいと思いますね。

それと一般的にいえることですが、アトピ−のお子さんはパンが好きな子が多いですね。
パンはその内容を知れば知るほど添加物などこわいですよ。
玄米は、添加物などありませんよ。

また、日常生活も体の自然なリズムにあわせて、寝るのも、
★10時頃には、ぐっすり寝ているように、昼間しっかり体をつかって楽しく遊び、
興味をもつ健康的なことを十分にしたり、しっかり外で遊ばせることが必要でしょうね。

というのは、よる10時頃からは、副交感神経の肺系が、活発にいやされる時間です。
その時間にはたっぷり体を休めて、肺をしっかり癒してやることが
はやい回復につながります。
また、完膚まさつとか、マラソン、水泳なんかもいいですね、肺系のためには。

★一日一回、汗をかくぐらい運動をして、後シャワ−をあびて汗をながし、
汗などで “皮膚の新陳代謝” からも発散させてやること。
アトピ−の子は発汗が苦手ですから、大変に重要なことです。

お風呂の前には、うすめの第一大根湯とか、うすめたリンゴジュ−スなどで水気をとって、
よく温まって、汗をだすようにしてみてください。

湯あがりには、その子の炎症をおさえるよもぎか桃か栗か松葉かカミツレか・・・・
いろいろせんじたのでためして、それを冷蔵庫でひやしておいて、
風呂上りにつけて炎症をとってやるように工夫するといいでしょうね。


> これからどのように食生活を改善していったらいいのか、
> よいアドバイスがありましたら、教えていただきたいと思った次第です。

玄米菜食は いいですよ。
わたしも上の子たち3人の時、じゃこ一匹もなしの動物性なし。
もちろん、牛乳も卵も一切無しで、指導をうけながら一年ちょっとしてみました。
あとも、だんだんゆるみながらも、基本は忘れないでというふうにしてきました。

3人目の1才になったばかりの時に気づきましたから、
上の子たちも2・3才から玄米菜食でした。
それまで西洋の栄養学にどっぷりでしたから、上の子たちはけっこう反応がでましたよ。
原因不明の熱をだしたり、そのあと、はなからゼリ−みたいなプヨプヨの血みたいなのを
いっぱいだしたり(一度だけ)、吐いたり・・・。
いろいろとびっくりしました。 
でも騒々しかった子たちもおとなしくなり、
ガサガサだった肌もツルツルになりました。
肉たらしい子?たちがやさしい子たちに変わりました。


> 下が食べられないから、なんともない兄もガマンしなければならない、
> という子供もストレスを抱え込むのではと心配なのです。


それは一番弱い子に食の標準をおいて、
みなはそのアトピ−をわかってあげて、ありがたく嬉しくいただくってのが、
兄弟のしつけに関しても、また食生活の上でも、いいかとわたしは思いますよ。

★「うちではこうなのよ」と、毅然として!!
でも、ニコニコと余裕をもって子育てなさってはいかがかしら。

ただお兄ちゃんに関しては大きいですから、他のお友だちの家でむやみに食べないよう、
ある程度のしつけがいるでしょうね。
それは、あなたはアトピ−じゃないから、たまにだったらいいからと。

たまにお兄ちゃんだけファミレスとか、遊園地でも、
一般的なよくないようなものでも、楽しみでOKぐらいにしてあげなくてはね・・・。
これは普段食べるものじゃないんだよ。
とくに弟のカイカイがよくなるためにもお家で食べるものじゃないんだよってね。
でも、それはお兄ちゃんが、そういう必要がでてきそうな頃からで
いいとわたしは思いますけど。  

あのわたしのHPのアトピ−をじっくりゆっくりすみからすみまでお読みになれば、
かなりアトピ−の概要がみえてくると思いますよ。

どうぞ妹さんに少しずつ読んでみていただけますように、
その上で妹さんがご自分で判断なさるといいですよ。

それと、このごろは水道のなかの塩素はもちろんのこと、
トリハロメタンをはじめ、化学物質などがみえない汚染となって含まれていて。
それらは微妙に相乗効果となって、体に悪影響を与えていますよ。

浄水器なら長年研究してきましたから、
毒性の化学物質除去性能世界一のを知っていますよ。
アメリカの一番確実なNSFで だんとつの一位ですよ。
もし基本の水からお考えでしたらご相談ください。 

★それと、性格的なものとの関係をいうなら、
アトピ−の肺系は、 木火土金水でいうなら、金性です。
金星の特徴は、固いのですよ。
べきべき、べしべしタイプの周囲を気にするたちです。

そのような気質を増長させないように、ゆったりといいのいいの気にしないで、
いいよいいよと、ほめて育てるぐらいがいいと思いますよ。

★アトピ−もストレスの一つでもあるというケ−スも多く、
いろいろと複合して現れているということも分かっていただけたらいいと思います。

★ですから、ガミガミいうのは絶対に!!よくありませんよ。

下のアトピ−のお子さんは、ちょっとみ(年と誕生月)にも、
たぶん気やさしい気にしいで、こわがりな面もあると思います。
    (生年月日がわかればもっとくわしくなるのですが)

ですから、あまり食事を気にして、お母さんがいらいら言うのは、
お母さん自身にも、子供さんにもよくないですね。

大丈夫ですよ。
以上の注意を守っていれば大きくなるにつれて、
免疫力、抵抗力はついてきますから。
少しずつよくなってきますから大丈夫ですよ。

できるだけ体に悪いことはしないように・・・程度でも、よくなっていきますよ。 

では、一応このへんで・・・


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