
気質による子育ての方法
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人も、その性質に応じた育ち方、鍛え方をしてゆかねば、なにごともうまくいきません。
敵を知り、己を知れば、ことはうまく運ぶわけです。
金属を扱うにしても、それぞれの性質に応じて,その対応の仕方は違うように、人間も、それぞれの違いというものをわかって対応しなければ、せっかくの芽もつぶしますし、癖を才能と見誤って伸ばし放題していては、手におえなくなったりして、せっかくの良さが失われることもあります。
みなが同じ人間ぐらいに安易に考えていて、自分と違う感じ方、考え方をするぐらいに思っている。
自分の思いも寄らない行動をするものだということもはっきりとは気づいていない。
兄弟だってそれぞれにちがっててあたりまえなのに、同じような扱いをして、親の思い通りにいかない子をヘンだヘンだ、わからない子、親にとっていやな子と思っている・・・人間それぞれにいろんな特色があるということが分かってくれば、それぞれに生かし様も、育て様もあるし、また許しあうこともできてくる。
なにしろ、当人にも、周囲にも、その癖に翻弄されて、本来の輝く自分というものが見えていない状態なのですよ。
この気質のそれぞれを知って、まずお母さんが一番喜ばれることは、子供を以前みたいに怒らなくなったので、親子ともどもハッピ−になってきたと、みんなに感謝されます。
これまで気にいらなかったことも、じつは気質の癖ゆえだったということをまずありのままを受け入れられるようになるのです。
そして、その癖はじつは良いところの行き過ぎでもあるので、その癖に上手に対応してゆけば、癖より性能が輝きはじめるのです。
みな本来すばらしい輝きを秘めているのです。
本来生きる喜びと愛にあふれているのです。
みえない心も、思い当たる心の向きや行動の仕方がわかってき、めやすがわかって客観的にみえてくると、冷静に対応できるようになるので、自分の方もいらぬ癖をださずに済むようになります。
お互い人間なんですから、もっと、人の心や考え方行動の種類をいろいろ知って勉強をすべきだとわたしには思われます。
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