気づき

気づき

人間　命にかかわることにまでならなくちゃ　なかなか気づけない
それでも　まだまだ懲りないのが　人の常

塀の中の　懲りない人々とは
心の中に　塀を持つ人のこと

わずかばかりの知識と経験をふりまわし
ごたいそうな格好をつけて　人を見下していい気になってる人

腹にいちもつ　背に荷物
ごみを大事に　かかえこんで　ほくそえむ人

形にとらわれ　煩悩にふりまわされ
それでも　自分だけは救われたいと　むしのよい人

自分を棚にあげて　これこそ正義と人の悪世話に浮き身をやつす人
わが身がかわいさだけで　人のお役にたとうとしない人

そんな勝手な人々が　　全て自分の中にいることを
そんな自分に気づくことから　　わたしの本当の人生は始まる

他にみえるものは　　全て自分の中にあるもの
それを認めて　受け止めて　許して　囚われないで

曇りはらせば　影もなく
ただ　感謝と至福に　あふれるのみ

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