
響きあう
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>個としての「自分」という概念を自明と
>みなしてしまいがちですが,それは幻想であろうことを強力に実感しています
Bさん、わたしも全くそのとおりだ思われま。
個としての自分というものは、全て肉体があるゆえに
宇宙とDNAと母体と自然と血液と・・・
そして、体とこころと精神と頭脳とさまざまな人的物理的環境・・・とが、
響きあいながら派生したきた、
それこそ無量大数の「要素」が響きあい干渉しあいながら
集合したものだとわたしには思われます。
こうして意見を言う自分というものも
なんら確立されたものではないと思われます.なぜかというと
「わたしが、わたしが」という意識は狭いものですし、
変わりゆくものですし、なかには固執する人もいますが、
いずれにしろ、宇宙という生命の全ての響きの前には、
みごとに収縮し無となって爆発し消え去るものにすぎないのです。
わたし、というものは、全て肉体とその感覚からから生じた
“夢・幻”の集積のようなものだといえましょう。
それは物質的に最小と思われた原子が
もっと最小のものからなり、かつ最大のエネルギ−を
秘めているという科学的実証からも伺えるでしょう。
極陰は極陽に通じるですね。
そして、いきつくところは何か!
それが、生命のエネルギ−ともいえる
魂というもの・・・・
魂=生命=大宇宙
全ては一体であるということ
一つが変われば全てが動く・・・
最も深遠で広大な無色透明の輝きに満ちた意識にきづくか、
はたまた、その一部の色々なヴェ−ルにおおわれたうす暗い意識のなかで、
いろいろと苦悩するのか・・・
いずれにしろ全ては響き会う中にみえてくるとわたしは思うのです。
それも、芯にいけばいくほど 素朴に原初にもどればもどるほど
すべてと響き合えるとわたしは思うのです。
自らの心に蓋をして閉ざしてしまわないかぎり
いずれの方向性にしろ、扉は必ず開かれるのです。
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