ゆきちゃんの世界
  * * * つれづれなるまま * * *
ヨ−ロッパの旅

1997.8
(本物を感じる会通信 8月号) YUKI.I


3年前の昔の通信からですが・・・


文明法則史学によれば現在は、これまでの西洋文明の台頭期がすぎて、21世紀からはじまる東洋の時代への文明交替期にあたっている。
そして、いまは東洋へと向かう時代の波をうけて、東方から西へと民族大移動のおこる時期だそうだ。
 

文明は西洋から
   東洋にむかう東洋進出の時   

 一昨年かしら、ドイツは年間20万人にもなる外国人流入に音をあげ、これ以上の受け入れをストップする法案を通したそうだが、 空港の様子を見るとその脅威が十二分に伺える。 

 わたしがドイツではじめて訪れたデュッセルドルフは特に東方系の人の多い都市だそうだ。 

 現在日本では在日外国人の方は160万人だといわれるが、実際はもっと多いだろうが、それてせも他国に比べて各段少ないと思われる。 
他の東洋諸国も日本の富をめざして今民族移動をしてきつつある。
          
 10年前のチェルノブイリの時、西のアメリカの富が穀物を投入し、ロシアや東方からの西への人口流出をかろうじておさえてはきた。
しかし、もはやこの大きな波は誰にもとめれない、時代の波だ。

 この民族大移動のエネルギーを良いほうにむけれるよう世界の皆が利害得失を越えて知恵を集めて各国交流の対応策を考えねば、西欧だけの問題では決してないと私には思われる。


成熟の西欧文明

 今、私は過去八百年間の西欧の成熟期を、現代の科学信仰をうみだしたおおもとをこの旅行でたどろうとしている。 

 この西欧文明も最初は、十二世紀、十字軍によって東方から掠奪された富を[もとで]にはじまっている。
 当時、西洋の台頭のはじまりに、まずベネチアのメディチ家に東方の富が集まった。

 それと同様に今回、そして、以後800年を経て、今日の20世紀の終わりには、富は日本に集まったかのようにみえた。

 第二次大戦以後のこのつかの間に、極西のアメリカの富が流れてきてバブル経済となり、日本は狂奔陶酔してしまった。 

 しかし、バブルも破綻した今、今後の日本の世界の歴史における役割を今一度みなおす時期にはいっていると思われる。 


新文明は ″和と融合″の精神  

 今後東洋を中心に花開いてゆく新文明は掠奪対立闘争の次元では決してないだろう。
東西融和、富の分配の精神にもとづいたまさに大きな″和″の精神的文明の成熟する偉大なものをめざしてゆくだろうと私は思っている。

 そのはるか彼方をみすえて何事も行なっていくよう、それぞれを生かしあい共に育ちあう進歩の方向をみ誤らないようにしなくてはならないとわたしには思われる。

 そして、今回日本の得た富は、将来の精神文明の展開の為に役立てねばならないだろう。 
エゴの満足や過去の西欧崇拝のままにゴッホのひまわりを数十億円で買ったり、ニューヨークのビルを買い占めるようなことでは決してなかったと思います。

 もっとこれからの東洋を育む方向に、地球の再生にむけて、マクロの目で得た富を生かしていく時でしょう。

金は天下のまわりものと、捨ててこそ浮かぶ瀬もあれとはいえ、今の日本のODAみたいに知恵もなく企業任せの湯水のごときつかわれ方では、本当に役に立つ生かしかたはされていないでしょう。

これからはとくに東洋の声と協力しあっていかねばならない時代がきていると思うのです。 

 そしてまた、過去に東洋を蹂躙し、現在平和憲法第九条をもっている日本は、まだ富の集積の余裕のあるうちに東洋にむけて大英断をすべきなのです。


軍事費より緑の再生を

 私のいつもいきつくところですが、軍事費をやめて、地球の各地の緑化へと世界的に知恵と創造を駆使していく時がきていると思われます。

 どこかが捨て身で、地球環境のことを思って率先してはじめねばなりません。 
そして、それにより失職する軍人や変革の時代の移動のエネルギーを、地球を救い生命を救う良い方向へとむけたいものです。   
 
共産のヒエラルキーに一極集中していった極陽のソビエト連邦は一挙に崩壊して、極陰のロシアになりました。 
極陽が極陰に変換されたのです。全てが解体し、分割され、各民族は独立の声をあげました。

 軍事費は枯渇し、戦闘機のパイロットはタクシー運転手に將侯はブルーカラーへと転身を余儀なくさされています。 
西欧圏でも、ロシアはいちはやく時代の先どりの状態に余儀なく入りました。

 まもなく、虚構のコンピュータ画面のやりとりのデリバリー経済に入った資本主義経済もいずれ同様に、破綻していくでしょう。
このままその砂上の楼閣に気づいてストップをかけないかぎり、極に達したのちに一挙に瓦解するでしょう。 
 しかし、まだうつ手は残っています。 ストップをかけることです。
 
 いまここで、意識の変革を先にすることです。


日本は世界に先がけて″平和憲法″を持っています 

今ロシアにつづき、日本でも自衛隊を″緑の地球防衛軍″にとはかねてより私の主張するところです。 

 ODAも政府と企業との癒着の出店や学者のステレオタイプの発想はやめたいものです。
もっと実学の人の意見を集めて地球環境と現地の人それぞれを生かしあえるマクロの目ですすめていきたいものです。

 自衛隊によるハワイ海上の1兆7千億円のイージス艦の数日の演習だけで四十億円を煙と化してしまうのでなく。
(あ〜なんともったいないこと・・・軍需産業はまだまだ元気!?
そういえば。三菱電機も鎌倉で、地雷をつくっているそうです・・・
みんな、知らないからのんびりしておれるのでしょうね) 

沖縄や富士山のふもとでの演習での一発数百万円の弾で億という単位のお金をあっというまに灰と化してしまうのでなく。 
     
 今後、もはや用をなさない自分で自分の首を締めていく旧!!近代装備の軍備によるドンパチの可能性は今後ないといっても過言ではないと思います。
 
 もう、化石的な旧軍備を日本のどこで、使うというのでしょうか。
 でなくば、兵器産業の最後のあがきのショーのために湾岸戦争がおこされたように、 いつイージス艦使用のための、新たな日本海開戦がおこされないともかぎりません。

 爆弾を″緑の種″に、イージス艦を″真水の使者″に、近代装備は砂漠に雲をおこし、雨をふらすことに駆使しましょうよ。
 
 現代の科学と経済と政治とが真剣に緑化とひきつづく産業の新生にとりくめば緑の地球、息をふきかえす地球も夢ではありません。          
     
 人間の次元だけで右往左往と、行革を言うだけの政府では何も進歩はありません。
 膨大なツケを子供達の将来に地球の未来に、おっかぶせているだけでしょう。

 未来に生きる子供達が、よろこぺるような、そん理念をめざした高い目標をもってこそ、階段もあがっていけるのだとわたしはおもっています。


地に足のついた教育を  魂を育てる共育を
       
 21世紀からはじまる東洋の時代にむけて、そのきさぶれとしての一早く西洋的文化の進んだ日本の世界進出。 
 この転換期の今、日本人として生きる大人の責任ははるかに重いとわたしには、思われます。

 一日本人国連大使の奮闘だけにまかしておくものではないでしょう。 
 日本人はもっともっと世界に国連に出ていける人材をそだてなくてはいけません。

 現在の″ペーパーだけの競育″″実際を離れた虚育″では、地に足がしいていません。

それは、あやうい、ひっくり返って泥だらけになるものであるとわたしは思います。

学生のうちに泥だらけになり,地を知ること、底を知ることが必要でしょう。
″本当の教育″″魂を養い、人間を育てる響育″へと大人は真剣に取り組まなければなりません。 

 今、大人のひとりひとりが、マクロの目でみて、進化の方向性を見失わないで考えねばならない時がきていると私には切に思われます。
      
 ″子供の意識を育てる親″、その親自身の将来に見開かれた意識の大切さは、単に思うよりもはるかに重要かつ意義のあることだと私は感じています。 

 思うだけでなく、本当に正しく念じているだろうか。 
けっして自分だけのエゴでなく、皆の幸せを全ての生物の幸せを地球の幸せを祈っているだろうか。
そこに気づいて、いつも意識して行動をおこしているだろうか。 
それを思いながらいつも子育てに取りくんでいるだろうか・・・。 
        
 私たちは深い意識に気づこうともせず、あえて蓋をしたまま、表層意識のままにあたふたし、漫然と過ごしてはいないだろうか。 

 今日、知らないことは″怠慢″であり″罪悪″ともいえると思わされる状況です。
求めば得られる世界の状況です。
 
 ひとりひとりが自らそれらの問題に気づき、真剣に自分で考え、自分自身の意識を広くし、又深く掘下げてゆくことが必要な時代になってきているでしょう。 

 又、そうできるだけのコンセンサスと能力を現代人はもっています。
他人にゲタをあずけるのでなく、自分自身にあった靴を服を作り出す時でしょう。 
   
 自然の法則やそれぞれの特色を学んで、感じてみて、自分自身で、より広く深い意識を持つことで、目の前に新しい世界がひろがるでしょう。


ゆきちゃんの世界 つれづれなるまま


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