
陰陽の見かた
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マクロビオティクの陰陽が、舌足らずに思えるのは、
形態と、その働きである活動をわけていないからだと
わたしには思われます。
陽は
形態的には、求心的で、固い・・・
しかしその活動的には、発展、分化、活発・・・
陰は 、
形態的には、遠心的で、柔らかい・・・
しかし活動的には、静止、統一、僭象・・・
>人(四足動物)がよつんばいになって、
>真上からの太陽の光線があたる部分が 「陽性」
>真上からの太陽の光線があたら無い部分が 「陰性」
これは、ふつうは、背中が、陽 、腹が陰 といえると思います。
また、表面の皮膚は 陰であり、
内なる芯、骨は”陽”じゃないでしょうか。
縦横でいうなら、
縦は陽、 横は陰といえましょう。
また、時間は 陽、 空間は 陰
たとえば、動物は、
形質的には、体は横に広がり、大きくみれば内臓は腸や肺など
空であって柔らかく、手足も広がり陰の形態をとっています。
しかし、その活動は、 活発に動き発展し”陽”といえるでしょう。
植物は、たてに伸び、
その形態は、たてに伸び、固く ”陽”ですが、
その活動は 静止して動かず ”陰”といえるでしょう、
たとえば、交感神経と 副交感神経は、
交感は形態的には、抹消であり、遠心的で陰ですが、
働きは、昼間で”陽”といえましょう、
又,副交感神経は、
内臓の中枢で、急進的な陽ですが、
その働きは、 陰といえましょう・・・
陽と陰は
すべからく、相対的であり、変化するものでしょう。
すべてはくるくるめぐっております。
陽きわまって、陰となり、陰きわまって、陽となり、
陰中陽あり、陽中陰あり・・・・
全ては陰陽の変化くみあわせのうちにあるといえましょう。
陰陽だけでなく、体とこころをつないでいる
五行の関係性というものをしらないで、
陰陽だけで、いろいろと判断するというのは、
ちょっとむずかしいとわたしには思われます。
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