ゆきちゃんの世界
  * * * 教育・子育て * * *
荘子より
* * * 八つの欠点と 四つの憂い ・・・ 荘子 * * *


そうそう、昨日夫のところに行って、
ひまだったので “マンガ老荘の思想” 講談社α文庫をよんでみました。
とても分かりやすかったので、ちょっと書いてみます。

荘子がいうには、
「人には八つの欠点と 4つの憂いがある、これをはっきりと知らなくてはならない」
とありました。
わたしも、あらためて肝に命じたところです。
おもしろそうですからかいておきます。

八つの欠点

1.自分のしなくてよいことまでしてしまうこと

   ・・・これには母親の子育てでのむやみないらぬ口出しなどありますね。
   しかし、この頃は教えるべき躾まで知らん顔がありますから・・・
   しなくてはならないことをしないでいる無責任も問題とされるでしょうね。
   適宜・常識ということが大切でしょうね。

2.相手の聞きたくもない話を、いつまでもくどくどと話すこと。

   わたしもそうなのかもしれませんね・・・、ごめんなさい。

3.相手の顔色をうかがって、相手が喜ぶ話をすること。

   顔色をうかがってというのが、ちょっと寂しいところがあるかも・・・
   この喜ばせるは “ごますり” みたいな様子にもとれるでしょう。

   でも、相手の良いところにスポットをあてて、正当な評価を言って、
   それで喜んでいただくぶんには、励ましともなったり、
   やる気をおこさせたりで、いいと思われますね。

   ACの子供とか、ある意味ではネットの人は
   こういうタイプとか過度の思いやりタイプなどが
   けっこうみうけられるようにわたしには思われます。

4.良い悪いのおかまいなしに、その場かぎりの話をすること。

   こりゃ無責任だわ。ウソつきだわ。
   ウソつきは、どろぼうのはじまり・・・、ん政治家さんたちは、
   献金でしっかり泥棒してるんじゃなかろうか。

5.好んで人の悪口を言うこと。

   こういう悪意のタイプっているんですよ。
   7月生まれのき真面目タイプのへ理屈もそのうちかな。

6.人との交わりをやめ、人から離れること。

   そうだね、人間をあきらめてはいかんね!    

7.自分の機嫌をとる者を誉め、自分の嫌いな者を遠ざけること。

   独裁者によくあるタイプだ。そして最後に自滅する。
   自分と違うもの、嫌うものは、実は自分の背中にはりついた
   もう一人の自分・・・そこを分かって自分を処しなければ、
   片輪だけでは、何事もうまくいかない。

8.善悪を見きわめずに、両方に調子よくふるまうこと。

   宇宙の理を、陰陽の理をしらないと、どっち向くか分からなくて、
   危ないねえ・・政治家さん。

四つの憂い

1.大きなことをしたがり、功名を求めること。

2.自分が正しいことをうたがわず、自分の意見を押し通して、
  人を押しのけでしゃばること。

3.自分の過ちがわかっていても改めず、
  人が注意するとますますガンコになること。

4.自分と同じ意見を良いと思い、自分と違う意見を悪いと思うこと。


ほんと人間って、昔から全然かわっていないようですね。
ぜんぶあたりまえのことですのに、
その常識を自分の言動にてらすことすら、なかなかできていないんですね。
わたしとてしかりです、恥ずかしいかぎりです。


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