
提言(4)
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提言(4) 1995.3. YUKI.I
テーマ住宅・環境・土地
●エコロジ−の神戸に
21世紀の住まいは、地球環境をかんがえたものにならざるをえないでしょう。
だから、それらの取り組みにはどんどん援助金をつけて、21世紀には省エネ都市神戸と世界からいってもらえるようなも凡例となってほしいものです。
省エネの太陽光発電、自家発電。
大地にやさしい合併処理浄化槽や透水性のアスファルトなど。
遊びのある生物の喜ぶ川。水は、はるばる淀川からでなく、もっと、考えてみてください。
環境も人が主役でなく、自然を主役にしてこそ、理想の街になると私には思われます。
電力はやはり原発はいやだ!
もし、敦賀で地震が起きてたら、神戸のなんのっていってる場合じゃないでしょう、ハワイにでも逃げなきゃなりません。
だから、神戸市として、原発反対にまず取り組んでほしいと思います。
そのためにも是非これを機会に太陽光発電に必要な300万円くらいを設置する家には全額無利子貸付とかにしてみたらどうだろう。 みんな神戸市をみなおすと思うよ。
●水はいのち
今回の、地震でも、はやくに水がこなくなったので、消防士さんも、ホ−スをもったまま歯噛みしていましたね。
消火活動に関してはまったくの無策でしたね。昔のお江戸の火消しのほうが賢かったんじゃないでしょうか。
人が埋まってるのにどんどん火がひろがって・・・生き地獄さながらでした。
さっさと海水でも使えばよかったのにと。消防自動車数台オシャカにしてでも、どんどん放水したほうがよかったのにと、私は思いましたよ。
これも、はるばる、日本一汚い川、ガン発生率の高い淀川から、はるばる水をひいてきているからこんなことになったんですね。
地震の時に西宮や芦屋の南部で、水道管が破損したので、大阪の方で、本管の元栓をしめてしまったというふうにききましたよ。
だから、神戸の火災を消せなかったと、もっぱらうわさになっていますよ。
神戸は、宮水をはじめ、船に売る水,パック入りの六甲の水に売る水はいっぱい、あふれるほどあるのに、かんじんの市民に飲んでもらう水がないなんて、ほんとおかしいですよ。
そんなケチなことしてるから、あんな火災になってしまったんじゃありませんか。
ほんとにケチなら、中水道をつくればいいんですよ。この震災を契機に、日本に先がけて、中水道をためしに試行してみればいいと思いますね。
又、神戸の水を守る為にも市街地での個別合併浄化槽の設置をすすめてほしいですね。
下水は雨水管の浸透式でいいだろうから、是非規制を緩和して、市街地でも下水道の未だのところでも助成金をだしてあげてほしいものです。
又河川をコンクリートでかためて遊歩道なんてやめてほしい。
川には草はえて虫がいて、魚や小動物がいてあたりまえだから、人間のつごうのようように自然を刻んで、コンクリ−ト化するのは、もうやめてほしい。 本当の川を取り戻してほしい。
● いろいろ考えて
この度の地震でもわかったように、水がないのも大弱りだけど、ビルって電気がなかったらただのでくの棒、足も棒・・・。
だから、自家発電、太陽発電、風力、水力・・こまめな発電をどんどん奨励金をだして関西電力をものともとせずにとりくんでほしいものです。
宙に重いものを動かす事事態、不自然なことです。
ですから、電車は地を走るほうが安全ですね。
非常事態がおきても被害が最小限になることも考えたいものです。
又、阪神高速も湾岸線をのばせば、住宅地の隣接での大型トラック等の幹線道路の公害問題も少なくなるでしょう。
世界一の明石大橋だって岩盤に500m以上も何十本も打ちこんでいるのを皆知っています。
それが、この地震の引きがねではなかったって誰がいえるでしょうか。
毎年せりあがっている六甲山の裏山を大量にけずって、海を埋め、住宅地を広げてゆく・・・
そんなに自然を破壊していて、常識では、産土の神さまがお怒りになったって誰でもが感じるところだと思います。
すべての生きとし生けるものがよろこびあえる街に生まれ変わって欲しい。
あの大震災のおかげで、5500人もの尊い犠牲のおかげで、こんな素敵な町に生まれ変わったと、神戸市民が誇りに思える、暖かい血の通った町づくりをしていただきたいと思います。
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