政治の貧困
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政治の貧困 1995.4. YUKI.I
●未熟な日本 青島幸夫
政治を一部のものたちのいわば、おもちゃにしているから、今日の東京都の青島幸夫、大阪府の横山ノック両知事の誕生となったのです。
今や政治は民意を反映していない、市民、府民、都民の代弁者でなく、雲の上どころか、黒雲の中の動物園のなかのつかみあい化かしあいの場となり、その中の政治家達は残念ながらピエロとなり、庶民の敵対者となってしまったのです。
青島の意味は″青い島″つまり″未熟な日本″を意味しています。これは、青島さんが未熟という意味ではなく、今の日本が未熟な島国であることを象徴していると私には、思われるのです。
今ふりあげられた神の手はかつてのものとは″ま反対の方向″に大きく振れているのです。これはゆさぶりの一過程です。
●すべてはくつがえされる 横山ノック・・・
これまで、裏であり、奥であり、表にでなかったもの、見えていなかったことが全てあらわれてきたのです。
地震でみごとにくつがえされたのです。後が前になり、下が上になり、裏が表に、老いが若きに、若きが老いに全てがひっくりかえされたのです。
横山ノックさんもその名のとおり、縦の山が横になり、神の戸はノックされたのです。
この全てがひっくりかえるときですから、ノックさんのような方でも、知事になれたと私には思われます。
ノックされて、戸が開いて何がでてくるか、正が出るか、邪がでるか?
それは、この神戸の震災から学んだもの、神戸の復興がどのようなされるかに見られるだろう、皆の意識の変革であり、高まり如何にかかっていると思われるのです。
地球レベルでの意識、あらゆる生きとし生けるものへの共存、共生の意識のあり方こそ21世紀にむけての新しい意識レベルであることは周知のことでありましょう。
この震災で、多くの木々は私の知るかぎりでは一本も倒れませんでした。そして、大地の一揺れで、人間の作ったビルも建物もあっというまに崩されました。
安心な町・活力ある町・魅力ある町そして、市民・事業者・市が力をあわせて取り組む協働の町づくりの実現を目指すと、旗だけははためいていますが・・・
町なかにも心のふれあう町、暖かい町づくりというスローガンをみうけます。 しかし、本当に一人一人が喜びあえるような具体案がなされているのでしょうか。
自然とともにある町づくりができるとよい。 人以外の生き物たちと共存共生しあって生きているということを 充分にわかりあえる町になってほしい
植物と土と小動物と鳥たちとともにある町づくり、人だけが住みやすかったり、喜ぶだけでない、全ての生き物がよろこびあえる町づくりをしたほうがよい
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